2006年 07月 30日 ( 1 )




かっこいいメガネ屋店員

12年ぶりに〈最近こういうの多いな)、メガネを作りに行った。
いつだったか片方のレンズをふんづけて割ってしまったとき以外、
メンテナンスらしいこともしないで、ずっと使ってきた。
でもいいかげんもう傷だらけだし、フレームも歪んでるし…と、重ーーい腰を上げる。

視力矯正なしでは日常を満足に送れない身としては、日中はコンタクトレンズと
言えど、メガネは必需品。命にかかわるもの、と言っても過言ではない。
夜中に地震でもあったなら、まずはメガネに手を伸ばす。
なのに、粗末に扱って、ごめんよ、メガネ。(でも、改善は難しいかな。)

なにせ12年ぶりなので、私のデータが残っているかどうかすら微妙な(?)ところ。
もらったカードなんて、とっくに失くしてるし。
それでも以前作った店に行ったのは、万が一データが残っていた場合、
視力検査をしなくてすむかな、と思ってのこと。
特に今のメガネで不自由もないのと、あの試されてる感じは、乱視まじりの目と
心にけっこうつらいのだ。
「目を細めないで、でも見ようとしてください」…て言われても!
それでおぼろげに答えていくと、いつしか「あたり」「はずれ」の世界になってきて、
なんだか嘘をついてるようで後ろめたくさえなるのだ。ええーい!

そしてなんと、ちゃんと出てきました。データ。なかなかやるじゃん、メガネの*キ。
50代後半?くらい、アイ*ルのCMに出てくる俳優さんみたいな感じの
男性店員さんが持ってきてくれる。
「いや~~、12年ですかぁ」なんて言いながら。

「このままお作りできますが、度数をお計りしましょうか?」
と言われ、最初は遠慮したが、なんとなくせっかくだから、という気になる。
先日コンタクトレンズ購入で眼科にも足を運んでいたが、
そこの人たちがいろんな場面で「どうしますかあ?」とすぐに事務的に判断を
迫ってきたりするのに比べて、こちらへのゆだね方にちゃんと尊重してくれる
気持ちが感じられて、お願いしたのだった。そして、てきぱきかつ根気よく
計測してくれる。

結果、12年前に比べて視力は右が少し低下したが、殆んど変わっていない
とのこと。ただ、今のメガネは家で使う分には不自由はないと感じているが、
実際視力0.4程しか見えていないので、もう少し上げてもらうことにした。
(運転できるくらいに)

持ち込んだメガネの長年の汚れを洗ってもらっている間、あまりに多くの
フレームから、「どうしますかあ?」ではなく、つるが形状記憶になっていて
負担の軽いものなど、ある程度ポイント絞って紹介してくれつつ、あれこれ
合わせるのにつきあってもらい、見立ててもくれた。

そうしているうちに洗われたメガネが返ってきた。
「わ、見違えますね」
と思わず言うと、その店員さんうれしそうに言う。

「今回は歪みの原因がネジにきていましたので、それら全て交換いたしました。
でも、新規購入していただくから、というわけではないんです。
お買い上げくださったメガネは、持ってきていただければいつでもいい状態に
できます。どうぞ気軽にお持ちください」


私の辞書では、こういう人を「かっこいい」と呼ぶ。
その人の生き方が、仕事を通して見えてくる気がした。

しかし、あんなにちゃんとなるなら、メガネ買わなくてもよかったか…。

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by yamaneko299 | 2006-07-30 22:06 | ねこに小判。

戯言は「たわごと」と読みます。
by yamaneko299
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